お久しぶりです!くすかです。
二次試験、バッチリでした!
結果は一ヶ月後に郵送されてくるようなので、とりあえず一段落が付きました。
これで無事に半年間続いた試験勉強期間から開放されたので本日より毎日更新を再開します!
さて今回はタイトルにもある通り、先日偶然ヒッチハイカーを見つけたので初めて同乗させてあげた際の経験をシェアしようと思う。
・ヒッチハイカーとは?
通りがかりの自動車やトラックなどを呼びとめて、
ただで同乗させてもらう方法で移動を行う旅行者のことだ。
・ヒッチハイカーとの出会い
ヒッチハイカーを拾ったのは一昨日の試験日当日。
大阪の泉大津市で行われた試験へ片道2時間半かけて車で向かった僕は、
過度な緊張により試験が終了した後も緊張感が解けずにいた。
しかし、この緊張状態が解けると一気に疲労感に襲われることを加味して試験終了後は小休憩だけして集中力を持続させた状態で帰路を走っていた。
しかし、阪神高速が終わり中国自動車道へ乗り越えたタイミングで疲労感が到来。
とりあえず、休憩をしようと名塩サービスエリアに入ったところ【三木SA】と書かれたフリップを掲げたヒッチハイカーを見つけた。
既に疲労で運転が辛くなってきていた僕には話し相手になってくれるかもしれない彼の乗車は好都合。
トイレへ向かう通りすがりに「乗ってく?」と声をかけると嬉しそうに頭を下げて付いてきた。
一生出会うことのなかった見ず知らずの男2人の30分が始まる。
・ヒッチハイカーは高学歴青年
今回同乗させたヒッチハイカーN君。
彼は栃木県からヒッチハイクで親戚の叔父さんが住む福岡県久留米市までヒッチハイクで向かっている道中だった。
過去にもヒッチハイクで北は岩手県・盛岡市、南は鹿児島県・鹿児島市まで行ったことがあるぐらいヒッチハイクの経験は豊富だそうだ。
現在は大学に在籍していて教員免許を取得済み、就職先も決まり、単位も取れたので飲食店を営む福岡県の叔父さんのところで年越しまで働かせて貰う予定だそうだ。
・ヒッチハイク中に1番大変だったこと
ヒッチハイカーに質問をすることなんて初めてだったので質問攻めにしてみた。
Q.【これまでのヒッチハイク旅行中に1番大変だったことはなに?】
A.「いまがまさに1番大変で、一昨日の夜にSAのベンチで寝てたらスマホ、財布などの貴重品の入ったカバンを置き引きされて一文無しになりました。」
確かに言われてみれば着替えの入っているであろうパンパンのカバン2つしか持ってないもんね!
いくら安全、平和と言われる日本でも貴重品と身の安全は自分で守りましょう。
・ヒッチハイクをしてきて1番行って良かった場所
Q.【これまでヒッチハイクで行った中で1番行って良かった場所はどこ?】
A.「広島県の宮島ですね。厳島神社が見てみたかったのもあって憧れていたんですが、本当にここは現実か!?と思ってしまうほど素晴らしい場所でした。」
広島県は近畿地方ぐらいまでなら新幹線で気軽に行けてしまうから意識してなかったけど、
東日本の人からすれば憧れの土地なんだろうなと再認識した。
僕も中学1年生のときに行ったのが最後なので行ってみようかな。
・ヒッチハイクをしていて1番嬉しかった出来事
Q.【ヒッチハイクをしてきて1番嬉しかったことはなに?】
A.「静岡から愛知まで送っていただいて次のヒッチハイクを始める前にトイレ休憩に行こうと思ったら、トイレでおじさんに「どこまで行くんだ?」と声をかけて貰えて岐阜まで送っていただけたことでした。ヒッチハイクを始める前に乗せて貰えたのは嬉しかったです。」
やはり、ヒッチハイクしていて同乗させて貰えない時間はつらいようです。
特に今回はコロナの影響でこれまでと違ってハードルがかなり上がっていて苦労している様子。
僕が拾った名塩SAでは小雨と強風の中で2時間粘っても拾って貰えず心が折れかけていたそうです。
・ヒッチハイクで持っていく予算
Q.【ヒッチハイク旅行をする際に予算はいくら持って出るの?】
A.「3万~5万円程度です。食費や宿を取る場合もあるのでそれぐらいあると安心です。また経路が変わると目的地へ行けない場合もあるので、電車やバスを使って経路変更する際の費用としても使います。」
経路が変わると同乗させて貰えないのは納得!
そりゃ西に行きたいのに北へ向かう経路に居てもどうしようもないもんね。
・今回のヒッチハイク旅行の行程日数
Q.【今回は栃木県~福岡県までは何日で行く予定なの?】
A.「だいたい1週間程度です。でも、いま4日目で兵庫県だからあと3~4日はかかりそうです。」
1週間と考えると結構長い!
でも、鹿児島へ行った際も同じぐらいの行程日数で行けてしまったそうなので、
そこはどれだけ同乗させてくれるかによるんでしょうね。
・将来の夢
Q.【将来の夢はなにかある?】
A.「僕は中学校の社会科の先生になりたいんです。そして、授業の合間に余談としてこのヒッチハイクの思い出などを話して多感な年頃の子たちの可能性を広げてあげたいんです。」
自らの貴重な経験を子どもたちに話してあげれるなんて素敵!
しかもヒッチハイクで日本中を移動していたなんて素敵じゃないか。
そんなことを話してくれる先生がいたら絶対好きになる(笑)
時間はあるけどお金はない年頃だからこそできる体験を、もっと経験して欲しいと強く思った。
・三木SA到着
そんな話をしていたら30分なんて一瞬で過ぎてしまう。
三木SAに到着した際に「試験終わりで何も食べてないから一緒にお昼ごはん食べてくれない?」と誘ってラーメンを食べることに。
試験が終わったら美味いもの食べて、サウナ入って充実させるんじゃー!と思っていたけど、
偶然出会った一生出会わなかったであろう見ず知らずの青年の貴重な実体験を聞きながら啜るラーメンは特別美味い。
僕の人生で一生忘れることのない思い出になることは間違いないでしょう。
最後は少しだけお小遣いを渡して無事に到着することを願ってお別れ。
あれから2日経ったけど彼は無事に福岡県へ到着したんだろうか。
・人との出会いは一期一会
今回は初めてヒッチハイカーを拾っての移動となったが、
彼からは本当にいろいろ大事な物をたくさん貰うことができた。
やはり、自分が経験していないことを経験している人との会話は非常に楽しい。
また、僕もこれから出会う人たちや、このブログやYouTubeを通して多くの経験を発信していく価値も再認識した。
今後も各地へ旅行して、そこで出会った人たちとの交流内容や出会いなども発信していこうと思う。
N君!このブログ記事を読んだらコメントしてくれよな!
今日も1日お疲れさまでした!