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時計を捨てることで経験が増える

突然だが、皆さんは部屋に時計を置いて生活をしているだろうか?

もしかしたら時計を廊下やトイレにまで置いて生活をしている人も多いかもしれない。

しかし、僕たちが平等に与えられた【時間】という概念に縛られ過ぎるとそれが経験を減らす原因になっているかもしれない。

今回は僕の【時間】との付き合い方について紹介していく。

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・時間に縛られると行動量が減る

僕は部屋に時計は外出用の腕時計しかない。
壁掛けや置き時計は部屋に置かないようにしているんだ。

部屋に時計を置かない大きな理由として部屋に時計を置くと時間に縛られることにある。

人は時計が目に入ると無意識に時間を見て、その時間でこれからの自分の行動パターンを瞬時に計算して動く。

例えば、朝に目が覚めたとして8時出勤の人なら5時に起きたらもう一度二度寝をしようと思うし、

7時を過ぎていたら急いで飛び起きて身支度を始めなければならない。

5時の時点で起きていたら急いで身支度をする必要もなかったし、余裕を持って朝の時間を有効活用していたにも関わらずだ。

朝の時間の例えだと「二度寝するほうが幸せ!」という人もいるだろうから、
例えを変えるなら休日の過ごし方なんかも大きく影響してくる。

前日に買い物へ行こう!と思っていたとして、起きたのが朝8時であれば余裕で準備をして何のためらいもなく買い物へ出かけるだろう。

しかし、昼の12時まで寝続けていた場合には「面倒くさいから次回にしよう」と諦めてしまう回数が多くなるんだ。

朝8時でも昼12時でも買い物している時間は長くても2時間程度。
移動時間を踏まえたとしても4時間程度あれば帰って来れるのに、だ。

人はこうした時間がキッカケの積み重ねで多くの経験を逃してしまっているんだ。

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・時間と上手く付き合う方法

それでは、時間と上手く付き合うにはどうすればいいか。

それは時間をスイッチのオンオフの道具として使うことだ。

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・スイッチ・オフの場合

特に予定のない時間については時計を見ずに時間へのスイッチをオフで行動をする。

・夜は時間を気にせず眠くなったら寝る。

・朝は目が覚めたタイミングで起きる。

・ご飯は食べたいときに食べる。

・お出かけ中は時計を見ずに好きな場所へ行き、好きなことをする。

などが上げられる。

これを意識して行動を始めたら自分がどれだけ時間を気にして生きていたのか実感させられる。

気づいたら腕時計を確認しようとするし、時計を置いてた場所を目で追うし、スマホを取り出そうとする。

眠くて布団に入ったのに時間を見るとまだ22時・・・
いま寝るのはもったいない!と布団から出て日付が変わるまでゲームをするなんてこともあるはず。

それだけ僕たちは時間を確認し、行動を左右されながら生きている。

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・スイッチ・オンの場合

それでは、逆に時間へのスイッチをオンにして動く場合はどうするか。

それは、逆に時間に追われることに全振りした行動に変えることだ。

具体的には行動する前に時間を設定することが大切なんだ。

・この作業は30分以内で終わらせる!

・○時までにこれを終わらせる!

・今日は定時で帰る!

などなど、とにかく自分の行動に時間の制限をかけることで

オフのときとの緩急が付くため時間いっぱい作業に集中できるようになるんだ。

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・ポモドーロテクニックの応用ではある

生産性を高める「ポモドーロ・テクニック」という時間管理術をご存知だろうか?

作業前にタイマーを設定しタイマーが鳴ったら、作業が途中でも必ず中断して休憩に入ることを繰り返すことで集中力を維持し、作業時間や業務量を正確に見積もりながら作業をするといった方法だ。

このポモドーロに近い考え方ではあるが、ここまでバチバチに時間管理を徹底してしまうと長続きはしないし、逆にできなくなったときには自己肯定感が下がって更に自堕落な生活になりかねない。

そのため、あくまで僕の考え方は日常の行動を時間に縛らないことだけを意識することが大事である。

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・時間は無駄に過ごしても良い

先日の旅の予算を抑えて、行動力を上げる考え方の記事でも書いたが、

無理矢理時間いっぱいにプランを押し込んでも達成感だけが得られるだけで次に繋がらない。

www.solo-trip.net時間を気にせず「買い物に行こう!」と思ったら時間を見ずに出発して、

想像以上に時間が短かかったら「楽しみが増えたし次の休みにも来よう。」と考えるぐらいの感覚でいいんだ。決して無駄なんかじゃない。

時間を気にせずやりたいときに、やりたいことを好きなだけやる。

時間を理由にやるかやらないかを決めるのではなく、

あくまで自分の意思で自分の行動を決めることが大切なんだ。

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・僕が活用している時間の道具

最後に僕が日頃時間と付き合っていく中で使用している道具を紹介しよう。

1.勉強タイマー

このブログ記事の作成やメモ書きなどをする際に使用しているのが勉強タイマーだ。

メモ書きは1分、ブログ記事作成は1時間に設定することで集中して作業を終わらせることができる。

この勉強タイマーはシンプルで、ボタンも大きく非常に使いやすいためオススメの商品だ。

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2.腕時計

腕時計は外出中には常に付けて歩く用にしている。

やっぱり腕を傾けるだけで時間が確認できるのは楽で良い。

僕はG-SHOCK愛用者なのだが、仕事・作業用と外出用にこの2台を使い分けている。

電波で時間もズレないし、電池交換も不要。

しかも、いろいろ盛り盛りに入っててガジェット感もある。最高。

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3.スマートスピーカー

スマートスピーカーは最近まで本当に使用用途がわからず、

完全に置物になっていて処分を考えていたんだけど、いざ電源を抜いてみると想像以上に使用していることがわかった。

その中でも時間の確認や起床アラーム設定などが便利で、目視することなく現在時刻を確認することができるのは慣れてしまうとメチャクチャ便利。

今更、スマートスピーカーの使い方なんて開設するほどじゃないと思うがまた気分が向いたら記事にしてみようと思う。

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自分の中で当たり前になっている物を減らすことで、

価値観や行動を大きく変えるキッカケになったりする。

時計を部屋から無くすことで得られる経験は多くあるので、

是非一度試してみて欲しい。

 

今日も1日楽しんでいきましょー!