久しぶりに予定のない2連休。
資格勉強もようやく終わり、遂に何も気にせずひとり旅が楽しめる日がやってきた。
今回は約3日間かけて鳥取県～兵庫県県北を釣りと観光を合わせて全力で無駄なく楽しんできた模様をお届けする。
全力で楽しみすぎて帰宅した際には1週間ぶりに帰宅したと錯覚するぐらい濃密な時間だったので是非読みながら楽しんで貰い、鳥取県へ観光に行く際の参考にしてみて欲しい。
・舞台は鳥取県鳥取市～兵庫県香美町
今回の旅の舞台は鳥取県鳥取市から兵庫県香美町までの日本海側を楽しんできた。
中国地方の日本海側、通称山陰地方と呼ばれる地域は源泉が多く上質な温泉を売りにした施設が各所に存在する。
また、これからの時期にはカニ漁が盛んに行われておりブランド蟹である【松葉ガニ】は初揚げの上物であれば1匹100万円を超える値段で取引がされる高級食材として有名だ。
その他にも中国地方でも有名な釣り場が多く点在し、釣り客にとっても親しみの多い港が多い。
この環境は釣り・銭湯・グルメの旅を楽しむ僕にとってうってつけの場所なんだ。
・宿泊は全て車中泊
今回の宿泊先についてはいつも通りN-VANを使った車中泊での旅となる。
日本海側には海岸沿いにトイレのある無料のパーキングが多く点在し、車中泊を楽しむ旅人にとっても過ごしやすい環境になっている。
・初日は鳥取市からスタート
今回は約2泊3日の旅となっているが本来であれば早くて18時頃には鳥取市へ到着する予定であったが、全く仕事が終わらず退勤した頃には既に19時45分を過ぎていた。
この時間から出発しても既に鳥取市内の飲食店はほとんど閉店してしまっている。
既に出発の準備はしていたので焦らず夕飯は自宅で食べてから出発！
約1時間半で鳥取市内まで到着して釣りを開始。
日付けが変わるまでの1時間半だけ釣りをした結果、
セイゴ・メバル・ガシラなどのライトゲームの定番魚種が飽きない程度に遊んでくれた。
最後に釣れたガシラがお腹パンパンのナイスコンディション！
体高も高くてカッコいい魚。
しかし、初日ということもあり全てリリース。
この魚が釣れて満足したため、ちょっと早めに撤収。
今晩の車中泊スポットへ移動して就寝することにした。
・朝マズメは反応なし
2日目の朝は朝マズメの時間を考慮して5時に起床。
夜の内に他の釣り人の様子を観察していたので、釣り人が集中しているエリアへ行ってみることにした。
なんせ夏以来の釣行。事前情報なんてあってないようなもの。
そうなれば、周りの釣り人の動きに合わせるのが魚へ1番近づける方法なのだ。
しかし、それから3時間粘り続けるも魚の反応がないまま朝を迎えてしまった。
周りを見ても魚が釣れている様子はない。
風が強かったので漁港内へ回遊してこなかったのかもしれない。
しばらく粘ってみたが、そうこうしている内に港町は朝陽に包まれ始め住民たちが活動し始めた。
残念ながら2日目の朝の釣りは諦めて観光を開始することにする。
・大型の道の駅で遊ぶ
昼食に選んでいた飲食店の開店時間は11時30分。
移動時間を踏まえると2時間程度時間があるので調べてみると近くに無料で入れる水族館があるとのことで行ってみることにした。
鳥取市賀露港の近くにある【かにっこ館】だ。
施設の中は複数のカニ類の展示や地域に生息する魚類や両生類などが展示されており、
朝から子ども連れのお客さんがいたりと地元の人に愛されている施設のようだ。
また、このかにっこ館の付近には【かろいち】という地元賀露港と鳥取港で水揚げされた新鮮な魚介類が販売されている市場や、
JAが経営している地産販売所【地揚産プラザわったいな】などがあり大型の道の駅のような施設となっている。
※高級ブランドの松葉カニや新鮮な魚介類が並ぶ【かろいち】
※地産のお菓子や地元で採れた野菜が並ぶ【地揚産プラザわったいな】
今回は【かろいち】で揚げたての揚げ天と、
【わったいな】で地産のほう葉寿司をいただくことにしたがどちらも凄く美味しい。
地産最高。
・前から行ってみたかった【おはよう堂】
旅はまだまだ始まったばかりだ。
時刻は11時。
そろそろ目的の飲食店への移動。
開店より15分ほど早めに向かったのが鳥取県卸売り市場の中にある【お食事処おはよう堂】だ。
【鳥取県で一番魚種が多い店】がキャッチコピーのこのお店。
せっかくなら鮮度抜群の刺身定食をいただこうと思ってメニューを見てみると違和感。
なんとメニューの全てが刺身定食！
ここまでメニュー選びに悩まされたのは久しぶり。
悩んだ末、物珍しさに【ぐれ刺し身定食】を注文した。
魚丸々1尾使った大ボリュームの刺身定食！
グレの刺身を初めて食べたけどモチっとした食感と癖の無い香りが美味い。
値段は安くはないがこのボリュームと鮮度に大満足だ。
・サウナで日頃のストレスと疲労を回復
お腹いっぱいの刺身定食に満足したらそのまま銭湯へ向かう。
今回は鳥取市内にあるスーパー銭湯【鳥取ぽかぽか温泉】を利用することにした。
内装に全て木が使われており落ち着いた雰囲気のスーパー銭湯で、地元のみならず各方面からの団体客も見られた。
浴室とサウナも広いのでゆっくりと体を休めることができるオススメのスーパー銭湯だ。
しっかりサウナで整って疲労回復！
釣りして、観光して、美味しいご飯食べて、サウナも入って幸せいっぱい大満足。
そろそろ夕方ぐらいかな？と思って時計を確認して驚いた。
これだけ濃密な時間を過ごしたのにも関わらず時刻はまだ14時30分なのだ。
旅はまだ折返しにも来ていない。
後編へ続く
