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【岡山県津山市】お上品なとんこつラーメン!ミシュランガイド掲載店のお味は!?【麺屋 大輔】

飲食店を選ぶ際に皆さんが基準にしているのは何だろうか?

・Google MAPの評価
・ぐるナビなどのインターネットサイト

・口コミ

・テレビ番組

・雑誌

などなど、そのお店を知るキッカケは様々で評価や実際に来店した人の声から期待値を上げて足を運ぶことが多いだろう。

今回はそんな飲食店を評価する中で最も知名度のある評価
【ミシュランガイド】に掲載されたラーメン屋へ行ってきた。

 

・いつもの津山市

さて、今回もこのブログではお馴染みになってきた岡山県津山市へ行ってきた。

家から近いわけでもないが何故かわからないけど性に合うこの町にミシュランガイドに掲載されているラーメン屋があると聞いて向かってみた。

話によればどうやらそのお店は豚骨ラーメンが有名らしい。

ちなみに後から知ったが先日レビューを書いた僕が大ファンである【豚平】も実はミシュラン掲載店。

あれだけ美味い豚平と並ぶラーメン屋となればさぞかし美味いはず。期待値が高まる。

www.solo-trip.net

・【麺屋 大輔】

今回訪れたお店が【麺屋 大輔】だ。

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津山市の市内から少し外れた場所の開けた住宅地にありアクセスも簡単。

 

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普段は定休日が毎週月曜日と第二・第四火曜日。

営業時間は11時半~14時・17時~20時の二部構成となっている。

ラーメン屋で夜の営業が20時までなのも珍しい。

 

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しかし、当面の間はコロナウイルスの感染拡大防止のため火曜日~土曜日のお昼のみの営業となっているようだ。

 

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開店15分前から並び始めたが先客は1人のみ。

余裕だと思っていたが開店10分前には大勢が並び始め、そこから行列が途絶えることはなかったため来店される際には15分前には並び始める方がいいだろう。

 

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・店内の様子

店内はカウンター席が7席と4人掛けのテーブル席が2つ。

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カウンター席の1番奥は食器を返却する場所として使用しているため1席分空いている。

 

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・メニュー

メニューは噂のとんこつラーメンの他にしおラーメンもある。

 

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豚骨ラーメン屋といえばの明太子ごはんもあるみたいだが、

今回はちょっと我慢して【特性とんこつラーメン】を注文した。

 

・見た目が美しい教科書通りのとんこつラーメン

メニューを注文してから10分程度してお待ちかねのラーメンとご対面!

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とにかく見た目が美しい。

炙りチャーシュー、味付け卵、ネギ、もやし、キクラゲ。

これぞ豚骨ラーメンだ!と思える整った見た目をしている。

 

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麺は豚骨といえばの細ストレート麺だ。

 

いただきます!

 

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・・・うん?

なんだか、ちょっと麺が粉っぽい。

確かにとんこつラーメンの麺は細麺なこともあって粉っぽさが出ることもあるが、

ちょっと噛むと歯に引っ付くような感覚があるのが気になる。

更にスープがちょっと期待外れ感がある。

 

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確かにコクがあり、あっさりしていて飲みやすいスープではあるがあまりにも癖が無さすぎる。

豚骨ラーメンのお手本のような味ではあるが、博多ラーメンのようなちょっと臭みのある濃厚な豚骨ラーメンを求めていた僕にとってはあまりにもお上品すぎて物足りない。

 

次はチャーシュー。

 

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こちらの炙りチャーシューもちょっと固い。

炙ってある部分の香ばしさと油の柔らかくて濃厚な味わいを期待したが、

使用されている部位もあってか肉の固さが目立ってしまい期待外れだ。

 

うーん?と悩みながらも替え玉を注文。

 

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替え玉で味を変えながら2杯目を楽しめるのは豚骨ラーメンを食べる醍醐味のひとつだ。

失礼ながら味変をするため、ちょっと油を追加でゴマを擦り擦り。

 

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こちらは席に置いてある紅しょうがと辛子高菜。

 

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辛子高菜が大好きな僕としては2杯目の楽しみとして高菜をトッピングしてみた。

 

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この辛子高菜が結構なピリ辛。

ちょっと遠慮して入れたつもりだったが、思ったよりも高菜の香りが際立って美味い。

 

黙々と食べ続け、今回もしっかりスープまで飲みきった。

 

ごちそうさまでした!

 

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・総評

今回訪れた麺屋 大輔だが正直なところ期待外れだった。

確かに博多とんこつラーメンのような独特の匂いと風味がとんこつラーメンの全てではないが、

これだけあっさりされると完全に違うラーメンだと個人的には思ったのが正直な感想。

不味いなんてことは一切ないが全てがお上品すぎる。

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そして、ここが致命的な部分だが店内の雰囲気が悪すぎる。

誰一人として私語がないお客さんの雰囲気の中、黙々とラーメンを作り続ける店主とその後ろに手を置いて直立するスタッフの方々。

ラーメンを食べている際もカウンターから、何もしていない店主にじっと見られると食べていて気が気じゃない。

ここが一流レストランで誰もがテーブルマナーを守りながらお上品に食べる場であれば納得するが、ここは町のラーメン屋だ。

活気のある店内の中、美味しそうに麺を啜るお客さんや、たまに店主と喋りながら楽しそうにお客さんがいたりする空間の中で啜るからラーメンは更に美味いのだ。

ごちそうさまでした!の後に明るく一言「ありがとうございました!」の声が欲しかった。

申し訳ないが、この店内の雰囲気に完全に飲まれてしまった僕としては今後行くことはないだろう。

 

麺屋 大輔の詳細

住所:岡山県津山市東一宮47-9
TEL  :0868-27-1511 
営業時間:11:30~14:30 17:30~20:30(現在は昼の営業のみ)
定休日:月曜、第ニ第四火曜

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