日本の秋の景色といえばススキと紅葉。
四季がある日本だからこそ見れるこの景色は数週間しか見れないからこそ儚くも鮮やかで魅力がある。
今回はそんな紅葉を気軽に楽しめるスポット1ヶ所目に行ってきたから紹介する。
・津山城跡地(鶴山(かくざん)公園)
今回訪れたのは岡山県津山市にある津山城跡地、通称【鶴山公園】だ。
跡地となっているが、津山城自体は明治の廃城令で完全に取り壊されている。
しかし、平成17年に天守閣の一部が再建されたようだ。
また、鶴山公園は今回の紅葉だけでなく『さくら名所百選』にも選ばれている場所で春の桜の季節には他県から毎年多くの人が訪れる津山のシンボル的な場所となっている場所だ。
・一眼レフを使いたい
今回はお互いに先日から始めた共通の趣味であるカメラの撮影も兼ねてやってきた。
ちなみにお互いにカメラについては全くの初心者。
F値ってなに?ってところから始めてから初めての外での撮影なのでいつものデートがちょっと楽しくなる。
ちなみに機材は
僕はNikonのD7000、彼女はOLYMPUSのPEN E-10だ。
お互いに純正のレンズキットのレンズを使用。
編集ソフトは入れてないので完全に無加工だ。
それでも十分に楽しめている。一眼レフって凄い。
・駐車場は無料
今回は津山観光センターの前の駐車場を使用した。
ここであれば津山観光協会と鶴山公園の利用者は無料で駐車することができる。
観光バスなども来ていたようだが、日暮れ前の時間帯であったためか観光客の波が去った後だったため人が少なくゆっくりと過ごすことができた。
入場料は料は大人310円、中学生以下であれば無料で入園することができる。
・津山城もみじまつり
11月13日~21日までの間は【津山城もみじまつり】ということで屋台なども出ているようだ。
残念ながら、僕らが今回訪れた頃には撤収された後であったが日中であれば屋台を楽しみながら過ごすことができる。
ざっと見た限りだと地元の協賛商店なども多く地産が多そうだった。
・鶴山公園の撮影スポット
鶴山公園の紅葉見どころポイントは全部で4ヶ所。
・紅葉の散歩道
・カップキャンドルアート
・紅葉谷
・津山城ナリエ
以上の4ヶ所だ。
更に本来であればもう1ヶ所イチョウの木がある紅葉スポットもあるようだが、
残念ながら今季は石垣の改修工事の影響で立ち入り禁止となっていた。
・紅葉の谷
紅葉の谷では比較的背丈が高めの紅葉を見ることができる。
様々な角度から撮影をすることが可能でライトアップの数も少ないため、
夕日をバックに光の演出の少ない夕日に染まる紅葉を楽しむことができた。
また、足元には傘と光の演出が施されているため色んな角度から映える写真を撮ることもできる。
・本丸
津山城がもともとあった場所。それが本丸だ。
本丸は広々とした空間と津山城跡が残っており、
西側と南側からは津山の街を一望することができる。
※西側から見た夕暮れの津山市の景色
南側にはベンチが設置されており桜の時期になれば足下が一面桜並木の絨毯が出来上がる。
ちなみに再建された天守閣の一部は中に入ることができるようだ。
入館無料なのでせっかくなら中を見てみたかったが時間が合わなかった。
サイズが小さいとはいえ無料で中を見せて貰えるのは嬉しい人も多いだろう。
・津山城ナリエ
名前が露骨すぎる津山城ナリエ。
神戸のアレを意識しているこの演出は紅葉というよりも光の演出による写真映えスポットだ。
クラウドファンディングで行っている催し物のようだが明るい間はなんのこっちゃわからない。
本丸へ行って帰ってきた頃にライトアップが始まったがちょっと時間が早かった。
・紅葉の散歩道
この鶴山公園において1番のメインスポットになるのが【紅葉の散歩道】だ。
ここには様々なライトアップや傘の演出が配置されていて色んな角度から写真が撮れるため非常に楽しい。
また、調度良い季節にきたのもあって葉のコントラストが非常に鮮やかでとても綺麗なのだ。
この紅葉の散歩道は傘とライトの演出がとても綺麗でカメラを構えた人たち多くいた。
しかし、悲しいことに僕たちカップルは何故か逆方向の順路を進んできたようで、
しかも全くそれに気づかず2人揃って多くの写真を傘の裏側から撮影してしまっている。
これはこれで綺麗なのだが舞台の裏側だけしか見ていないようでちょっと違う。
こっちの向きが正解(笑)
・カップキャンドルアート
カップキャンドルアートについては、そもそも通路の端にあるカップにロウソクが入っておらず展示期間が終わってしまっているようだった。残念。
・その他の観光名所
鶴山公園を降りると津山観光センターの横に【つやま 自然のふしぎ館】がある。
世界中の希少動物のはく製などが展示されているらしいのだが、
評価を見ているとかなりレベルが高いらしい。
鶴山公園へ訪れた際には是非立ち寄ってみてはいかがだろうか。
・総評
今回訪れた津山城跡地(鶴山公園)だが310円の入場料に対して十分満足のできる景色を堪能することができた。
紅葉と光や傘の演出はもちろん素晴らしかったが、津山市を一望できる展望からの見晴らしの良さは非常に気持ちが良い。
クラファンや協賛の光の演出については夕方だと綺麗さが伝わりきらなかったのが残念だったので、このブログを読んで訪れる際には夜に行って光の演出も堪能してみてはいかがだろうか。