人生の目標を達成させるために無駄を省いて目標に向かって1点集中する必要がある!
最近のビジネス書を読んでいるとよくこの言葉を目にするし、
それがあったからこそ成功していると公言しているフリーランスなども多く存在する。
しかし、果たしてそれは本当なのだろうか?
今回はそんな【人生の無駄】について僕なりの考え方を紹介していこうと思う。
・人生の無駄とは
ビジネス書など世間で言われている人生の無駄と呼ばれる代表格は以下の通りだ。
・大切なのは友だちではなく同じ目標に向かって進む仲間
・テレビやSNSなどの他人の時間を生きない
・部屋から不必要な物を減らす
これらはビジネス書などを読まなくても見たことのある人は多いだろう。
そして、部屋から必要以上に物を減らしている=ミニマリストだと勘違いしている人も未だに多いと思うが定義で言えばそれは違う。
単純に物だけでなく時間や交流関係なども含めて減らすことがミニマリストの考えであるミニマリズムだ。
最近の流行である【人生の無駄を省く】とはこのミニマリズムの考えのことだと解釈している。
・ミニマリズムは人生を変えるスタートダッシュでは使える
ミニマリズムの考え方について、僕も強く影響を受けた時期もあって実践していた頃があった。
それが今の会社へ転職すること決めたタイミングだ。
人生が大きく変わる転換期。
今後の人生のために絶対手を抜きたくなかった僕は、
友だちとの連絡を断ち、部屋から物を無くし、全ての時間と金を自己投資に使った。
部屋もこの通り必要最低限の物まで減らして余所事を考える余地なし。
テレビはそもそも地上波が映らないのでコンセントを抜いて置物状態だった。
赤羽 雄二さんの【0秒思考】を読んで、この頃から毎朝TO DOリストを作成して
とにかく目標に向かってがむしゃらに頑張った。
この生活は約2年間続いたが間違いなく自分にとって大切な期間だったと思っている。
この2年間があったからこそ、現在に繋がっているので当時の自分を全力で褒めてあげたい。
・人生の無駄を楽しむ生き方
上記の転職期には休日はできる限り読書や仕事の資料作成に時間を使っていたため、
本当に「がむしゃら」といった感じだったが、決してつらい訳ではなく寧ろ目標に向かって全力疾走をする感覚は楽しかった。
しかし、正社員として雇用されてから少しスイッチを入れ替えて人生の楽しみ方を変えてみることにした。
【人生の無駄】を意識せず、休日にはできる限り外出をして仕事から離れて物事を考える時間を作るようにしてみたのだ。
・SNSを見て楽しむ
・彼女との時間を増やす
・昔から好きだった釣りを再開
・N-VANを購入して車中泊旅を始める
・Go Proを購入して記録を残す
・できる限り外食をする
・銭湯へ行ってサウナに入る
・目的なくウィンドウショッピングをする
・彼女との共通のカメラという趣味を持つ←NEW
「彼女との将来のために全力を尽くしているが、それは本当に彼女のためになっているのか?」
という疑問から始まった意識改革は、
【仕事での出世】という一点だけを見つめて突っ走る生活を一変させ、
【自分と彼女の人生】にフォーカスした人生の無駄を楽しむ人生へと切り替わっていった。
・人生の無駄を楽しむ生活
人生を楽しむ生活に変えてから日頃の生活の質が大きく変化した。
休みの度に大きくリフレッシュをすることで仕事へのストレスの量が大きく減ったし、
日頃から外出をして他人からいろんな刺激を受けることで変化したのか、
仕事の質が向上し成績ががむしゃらにやっていた頃とは違った形で飛躍的に向上した。
・前まではSNSを見ている時間などは罪悪感の塊だったが、他人の人生を覗き見することで上手く盗めるところを盗み自分の引き出しを増やした。
・社内の同世代の仲間と出会い、仕事の質の向上や休日の交流にも力を入れるようになった。
・旅に出かけて完全に現実から離れることを意識して行動することで、俯瞰して日常を見つめ直し多くの発想が生まれるようになった。
これまで無駄だと思っていたことが実は生活の質を向上させ、明るい未来を作ることもある。
人生に無駄なんてない。
・いま思う人生の無駄
逆にいまでも思う人生の無駄はもちろんある。
それは、がむしゃら期の頃と共通してる。
・必要以上に物を持たない
・他人の時間を生きない
この2つだ。
前のように全ての物を極限まで減らすことはなくなったが、
未だに1年以上使わなかった物は無条件に捨てるし飾り物などは買わない。
また、自分から行きたい!と思える誘い以外は全て断るようにしている。
これらの無駄についても、気分が乗れば書いていこうと思う。
いかがだっただろうか?
もちろん、ミニマリズム的思考は大切だと思っているしそれが成功の秘訣だということは重々承知している。
しかし、それに囚われすぎてしまうと自分の足元に落ちている小さな幸福に気づくことができず、気づいた頃には取り返しがつかなくなっていることも多くある。
このブログの読者にはたまには肩の力を抜いて周りを見渡して、
いまこの瞬間に自分にとって何が一番ベストの選択なのかを考えながら自分の人生を楽しく彩って欲しい。
今日も1日楽しんでいきましょー!