旅行や旅についてのブログ記事を書くようになってから、
独自性を出すために他のブログを閲覧するようになった。
いろいろと他のブログを巡回していく中で気づいたことがある。
オススメの旅行プランとか紹介しても意味なくね?
今回は僕がブログで書こうとしていることと、
旅行を楽しむための基本中の基本を紹介するからこれからの意識改革に役立てて欲しい。
・プラン紹介は玄人向け
そもそもの話で旅行へ行こうと思っている人はほっといても旅行へ行くし、
ある程度、旅行慣れをしている人が多かったりする。
経験がある程度あるのでプラン紹介の記事を読んだら、
「このプランだとこんな経験ができそう!」
「このプランだと疲れてしまうかもしれない。」
そんなことを容易に想像ができてしまう。
だからこそプラン内容を精査できるし、こうした旅行プラン紹介記事が楽しめるんだ。
もちろん、その旅行先を紹介する記事に需要があることはわかる。
しかし、旅行プランなんて人それぞれ感性が違うから楽しめるかどうかなんてわからない。
旅の本質がわからなければ、旅行中に感情を爆発させるよっぽどのインパクトがなければ「こんなものか」で終わってしまうんだ。
・やりたいことは旅の教科書
もし、僕が世に溢れているようなオススメの旅行プラン記事を書いて「プラン通り動いたら楽しくなかった」なんてコメントが来たら僕は傷つくし、
他人の時間とお金を奪ってしまったことに後悔してしまう。
だからこそ、僕は自分が行った場所については一応書くけど専門記事を書いたりはしない。
逃げ腰全開だ。
では、そんな僕がこのブログでどんな人に読んで欲しくて、どんな内容を発信したいのか。
それはブログのタイトル通り【旅の教科書】なんだ。
・もともとインドアで外の楽しみ方がわからない人。
・なにかにチャレンジするのが億劫でやりたくない人
・旅行は楽しいけど最初ほどの感動が味わえなくなってしまっている人。
そんな人たちがこのブログを読んで「やってみようかな?」「更に旅行が楽しくなった!」そんなキッカケを与えられることが一番の幸せだし、やり甲斐を感じる。
例えば、初めて数学の教科書を開いた際にいきなり因数分解の解き方を説明されて、
「この数式でこうやってやると答えが出るんだ。君もやってみない?」
なんて言われても「いや、難しすぎてやる気でないわ。あほか。」ってなもんである。
そうではなくて、最初は一桁の足し算から説明をして問題を解いて貰い
計算を解く達成感を得ながら「数字の計算は必ず答えがあって解けない問題はない。」という数学の本質に気づいて貰うのが大切だしそれが教育の基本だと思っている。
ちなみに僕の学生時代の数学の最低点は100点満点中7点だ。
底辺だったからこのわかるものがある。
・非日常を味わい当たり前という概念をなくす
旅行=普段と違う(非日常)を楽しむものだと理解している人は多いだろう。
ただし、そこから一歩踏み込んで物事を見ている人は少数だ。
・旅館へ行けば良質な温泉と料理が出てくるのが当たり前。
・観光地へ行けば名所があるのが当たり前。
・街を歩いていれば草木や建物があるのが当たり前。
全てを当たり前だと思って行動してしまうと、
どこへ行っても「まぁこんなもんよね」という感情しか湧いてこず厨二病全開の中学生のような全てを悟った冷めた感想しか出て来ない。
大人になって人生経験が豊富になればなるほど知った気になってしまってこの感情に支配されて行動に移せなくなってくる人も多い。
そんな知った気になっている大人も現在住んでいる町ですら、
普段使用している通勤路の一本横の路地に入ればどんな道があってどんなお店があるかすらわからない。
大体の大人が効率を重視するようになった結果、子どもの頃のように無作為に新しい発見を楽しむ喜びみたいなものを忘れてしまっている。
この言葉を聞いても尚、「いや、そんなことはない。生まれ育ったこの町に私の知らない場所などない!」と思った人は一度インスタグラムで現在住んでいる町の名前を検索してみると良い。
自分よりずっと若い世代が自分の知らない町の魅力を発信してくれているはずだ。
なに?インスタグラムのアカウントを持っていない?
このSNS最盛期の令和の時代に?アカウントの作り方もわかないだって?
知らないことを知るチャンスが増えましたね。
良いチャンスなのでやったことないインスタグラムへチャンレンジしてみよう。
・旅先での楽しみ方
若干、話は反れたけどこの楽しみ方は例え旅行先でも変わらない。
雑誌、ブログ、SNSなどで発信されている観光地紹介なんてのはあくまで表面上での楽しみ方であって、
そこから先の楽しみ方は行く本人のさじ加減によって変わってしまう。
どのような交通機関を使うのか、写真を撮るのか、グルメを楽しむのか、紹介されている場所以外の場所に足を運ぶかだけでも大きく変わる。
例えば、旅館などに宿泊した場合には従業員と話をしてみるだけでも良いだろう。
担当してくださった仲居さんやホテルマンと少し出身地やオススメの観光やグルメを聞いてみよう。
このちょっとした会話だけでその宿泊先の思い出として記憶の中に大きく残る。
もし、聞いたグルメが凄く美味しかったら現地や宿泊先の印象がグンッと良くなる。
振り返った際も「あの仲居さんに教えて貰ったお店良かったよね~」と話やすくなるのだ。
こうしたちょっとしたアクションの積み重ねがあることで振り返ったときに旅の思い出の量が増幅するだろう。
いかがだっただろうか。
いつも過ごしている日常や旅行に少し行動を追加するだけで大きな彩りを与えることができる。
旅行へ行くのが億劫な人は、いつもと違うルートで日用品の買い出しに行ってみるだけでも良い。
自分の中の小さな当たり前をアップデートしていくだけで人生を大きく変化させることもあるので是非日頃の行動を見直してみてはいかがだろう。
こんな感じで皆さんのこれからの日常や旅行を楽しむ教科書となるよう、
発信していくのでこれからもよろしくお願いします!
今日も1日頑張っていきましょー!